メガ・スパイダー【SFパニックコメディ映画】
食糧対策として火星生物の化石を使い野菜を巨大化させる実験中に偶然誕生してしまった巨大蜘蛛を、害虫駆除業者が退治する事に!
果たして成功するのか?!
作品解説・あらすじ
2013年公開の米SFパニックコメディ映画です。
(ホラー要素もちょっとあります)
世界の食糧不足対策として火星で発見された生物の化石を使い、トマトを巨大化させる実験中に入り込んで誕生してしまった巨大人食い蜘蛛を、害虫駆除業者と警備員のコンビが退治するお話です。
まず冒頭。
老女の住む家でネズミ駆除を行っている害虫駆除業者のアレックスがいます。
その報酬として、老女ジェファーソンから焼き菓子のようなものを貰います。
(この老女を演じているのはリン・シェイ!)
その時、アレックスはジェファーソンから肩に蜘蛛がくっついてると指摘されます。
そして、どうやら噛まれたようなので病院に行く事に。
そこでアレックスは治療ついでに遺体安置室に何かいるとの指摘を受け、警備員のホセと共に調査する事になります。
そこにはなんと、体を何かに喰い破られた遺体がありました。
プロの害虫駆除の経験を活かし、アレックスは調査してゆきます。
そして、その”何か”が通ったと思われるダクトを発見し、入って調査する事にします。
その頃病院では、軍の関係者らが押し寄せるように来ていました。
何か、特別な遺体を探しているようです。
それはアレックスが確認した”何か”に喰い破られた遺体に間違いありません!
そしてアレックス、とうとう、ネズミ大程の大きな蜘蛛らしき生物を発見します!
...と同時に、軍人のカーリーと遭遇しますが、蜘蛛には逃げられてしまいます。
しかし、このアレックス、カーリーに一目惚れのようです!
先程は病院内で女性看護師を口説いていたというのに...!
そうこうしているうちにこの蜘蛛、病院内の患者を襲い食らい、どんどん巨大化してゆきます!
そして病院から脱走!
軍とは別にアレックスとホセは蜘蛛を追います。
アレックスとホセ、なかなか機転が利くようで、蜘蛛の向かう場所を予測し、行動します。
しかし蜘蛛はますます巨大化し、俊敏に!
軍人や人々を襲い始め、多数の犠牲者が出始めます。
さあ、アレックス達は、この危険極まりない人食い巨大蜘蛛を止める事はできるのか?!
といった展開となってまいります。
感想
まず冒頭で、リン・シェイが登場したのは少し驚きました。
お話にはほとんど関係ない役ですけどね。
それと、主人公アレックスと相棒のホセは、人が良くておっとりしていて好印象でした。
ルックスも優しい感じだし、そういう役が合うのかも知れませんね。
そして、メインである殺人巨大蜘蛛も、結構しっかりVFXで表現されていました。
コメディですが、この蜘蛛にかなりの人が踊り食いされるのですから!
ただ、一つ不満を言いますと、アレックスのプロの害虫駆除ならではの戦法をもっと見てみたかったと思いました。
B級パニック映画として、おすすめできる一本です。
主な登場人物/キャスト
- アレックス
害虫駆除業者。 蜘蛛に噛まれ来院した事で、巨大蜘蛛と対峙する事に / グレッグ・グランバーグ
- ホセ
病院の警備員。 病院でアレックスと遺体安置室の害虫調査がきっかけで彼と共に巨大蜘蛛退治をする事に / ロンバルド・ボイアー
- タナー少佐
今回の巨大蜘蛛追跡の指揮を執っている。 徐々にアレックスを信頼する事に / レイ・ワイズ
- カーリー
巨大蜘蛛追跡のため、タナー少佐と共に病院にやって来た米軍中尉。 アレックスに気に入られ、共に蜘蛛と戦う事に / クレア・クレイマー
- ジェファーソン夫人
序盤でアレックスにネズミ駆除を依頼した、猫を飼っている老女 / リン・シェイ
- リサ
美人看護師。 蜘蛛に噛まれ来院したアレックスに口説かれていた / アレクシス・ケンドラ
- ジョギング紳士
ジョギングしていた高齢男性。 靴紐を結んでいる最中、巨大蜘蛛に襲われる / ロイド・カウフマン
- ハリス病院長
アレックスに治療費無料を条件に、遺体安置室の害虫調査を依頼した / ボブ・ブレッドリー
- ルーカス博士
タナー少佐らと行動を共にする、トマト巨大化実験に携わっていると思われる人物 / パトリック・ボーショー
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