サイコ・ゴアマン

サイコ・ゴアマン【SFファンタジーコメディ映画】

サイコ・ゴアマンタイトル

 

あまりに危険なため、地球に封印されていた恐ろしい宇宙人を、少女が偶然復活させ服従させてしまった事で刺客が次々と現れ大変な事態に!

 

地球の運命や如何に?!

 

 

 

 

作品解説・あらすじ

 

2021年のカナダのSFファンタジーコメディ映画です。

 

「アストロン6」というカナダの映画製作グループが制作していて、監督/脚本も、当グループのスティーヴン・コスタンスキが努めています。

 

なんか、カナダ版トロマっていう印象を受けるのですが、どうですかね^^

 

トロマ、かなりの数の映画を制作してますものね!
(『悪魔の毒々モンスター』シリーズや『悪魔の毒々ハイスクール』シリーズなどはなかなか有名)

 

 

 

グレッグ

 

また、「アストロン6」の設立者の一人・アダム・ブルックスも、主人公ミミの父親グレッグ役で出演しています。

 

そしてなんと、
オスカーが選ぶ2021年のホラー映画ベスト13に選ばれました!
(サイコ・ゴアマン、おめでとうございます!!)

 

 

 

ます冒頭。

 

少女ミミと兄ルークが何やら庭でボール遊びをしています。

 

しかし、二人共気合いが入っています!
(まるで真剣勝負!)

 

そしてその夜、そのボール遊びで負けた兄ルークが、庭で穴掘りをさせられています。

 

どうやら、妹のミミと、負けたら穴で寝て、自分は2つのベッドを独り占めして寝る約束をしていたようです。

 

...本当に兄妹かと思うような仕打ち...。

 

 

 

地中の宝石発見

 

しかし穴を掘っていると、謎の光る物体を発見します。

 

その光る宝石の下に、大きな棺のような物があります。

 

その時、両親が現れ、早く寝るように注意されます。

 

ミミとルークは、光る宝石だけを持って家の中に入ります。

 

 

そして次の朝。

 

例の掘った穴からは、何かか這い出た跡が!

 

 

 

工場跡のミミ&ルーク

 

ミミとルークは足跡を追い、その何かを工場跡のような所で発見します。

 

 

 

ゾンビにされた強盗犯

 

その何かは、既に強盗犯らしき3人を殺害した後でした!
(一人はゾンビのような状態!)

 

その何かは、なんと、恐ろしい姿をした人型の怪物でした!

 

 

 

強盗犯の首を吹っ飛ばすサイコ・ゴアマン

 

宇宙で殺戮を行ってきた恐ろしい宇宙人!

 

しかし、ミミ達を襲うかと思いきや、光る宝石をミミが手にしているため、できないようです。

 

この宝石はなんと、持っている者は、この恐ろしい宇宙人・サイコ・ゴアマン(後にミミが命名)を服従させられるのです!

 

それにしても、このサイコ・ゴアマン、恐ろしい殺戮の怪物の割に饒舌も饒舌、よくしゃべります。

 

ミミ達にその宝石の秘密をペラペラと教えてしまっている始末...。

 

 

 

ミミ&ルーク&ゴアマン、犬の散歩

 

そして、このミミという少女も大胆不敵で恐ろしい!

 

サイコ・ゴアマンを完全に服従させ、家来扱い!

 

大人しく気弱な兄のルークもミミに振り回され大変です...。

 

ですが、そのミミにいいように扱われているサイコ・ゴアマンは、宝石を奪還しようと機を伺っています。

 

 

 

5人の刺客

 

そんなある日、森にピクニックに出かけたミミ、ルーク、サイコ・ゴアマンの3人の前に、宇宙からの刺客が現れます!

 

サイコ・ゴアマンの部下のようです。

 

なんと彼は、部下にミミ達の殺害を命じます!

 

しかし、部下達は命令に従わず、彼に反逆!

 

戦闘になりますが、ミミは自分達の殺害を命じたゴアマンが許せず、応戦停止を命令!

 

 

 

サイコ・ゴアマン対5人の刺客

 

彼は一方的に部下から袋叩きにあってしまう羽目に!

 

それにしても、ミミも容赦ない恐ろしい少女です。

 

さあ、いったいこれからどうなってしまうのか?!

 

 

 

ウイッチマスターの魔法攻撃

 

このままサイコ・ゴアマンは、この刺客達に敗れ去ってしまうのか?!

 

また、ミミ達と地球の運命は?!

 

といった展開となってゆきます。

 

 

 

感想

 

ミミ&ルーク&サイコ・ゴアマン

 

まず、少女ミミがまるで暴君!

 

途中までルークが兄と分からなかったほど、彼の扱いが兄らしくなく、まるで家来!

 

サイコ・ゴアマンにも他の宇宙人達にも大胆不敵!

 

一方のゴアマンも恐ろしい殺戮者で最悪の組み合わせです!

 

...しかし、それだけではない、愛がテーマの物語でもある所がこの映画の持ち味の一つだと思います。

 

 

 

ウイッチマスター

 

また、日本語をしゃべる魔法使いの宇宙人(ウイッチマスター)や、ミミとゴアマンが空手の稽古をし、その後お辞儀をするシーンなど、日本のテイストも反映されていて楽しめました。

 

空手などの武道は、礼に始まり礼に終わるー日本の文化、いいですね!

 

ところでウイッチマスターの声の主は、日本人女優の黒沢あすかさんです。
(道理で綺麗な声と日本語だと思いました)

 

そして、日本の特撮時空から来た魔術師という設定だそうですから面白いですよね^^

 

 

 

脳みそにされたアラスター

 

また、様々なユニークな姿の宇宙人も登場し、おもしろかったです。
(脳みそくんことアラスターもかわいかったですw)

 

グロもあり、ブラックユーモアもあり、感動ありで、低予算ながらも見どころ満載の楽しい映画でした。

 

 

 

主な登場人物/キャスト

 

  • ミミ

    家の庭でサイコ・ゴアマンと彼を服従させる宝石を発見した少女で”サイコ・ゴアマン”命名者。 兄ルークを時々いじめている / ニタ・ジョゼ・ハンナ

  • ルーク

    ミミの兄。 気弱で大人しい性格の少年で、妹ミミにも頭が上がらず振り回されている / オーウェン・マイヤー

  • アラスター

    ミミが思いを寄せる少年。 序盤で大変な姿にされてしまう / スカウト・フリント

  • グレッグ

    ミミとルークの父親。 妻スーザンに怠け者扱いされ不満を募らせている / アダム・ブルックス

  • スーザン

    ミミとルークの母親。 夫に厳しく、傍若無人な娘ミミに手を焼いている様子 / アレクシス・ハンシー

  • サイコ・ゴアマン

    「悪夢の大公」と呼ばれる残虐な宇宙人。 ミミ達の家の庭に封印されていた。 発見したミミにこの名を命名された(略してPG) / マシュー・ニネーバー(声:スティーヴン・ヴラホス)

  • パンドラ

    サイコ・ゴアマンに敵対し、封印したテンプル騎士団の長の一人である宇宙人。 強力な力を持つ / クリステン・マックロック(声:アンナ・ティアニー)(人間変身時:ロクシン・プラマー)

 

 

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