ドント・ブリーズ2【ホラー・スリラー映画】
元軍人でタフな盲目の老人が、無法者に恐怖の反撃をくらわすシリーズ第2弾!
彼は養女を無法者達から守れるか?!
作品解説・あらすじ
2021年公開の米ホラー・スリラー映画です。
『ドント・ブリーズ』の続編で、前作から8年後のお話です。
まず冒頭。
家が火事になり、外で倒れていた少女を救い、養女として育てている元軍人の盲目の老人ノーマン。
しかし、この養女のフェニックス、過保護すぎる育ての父ノーマンに不満ありのようです。
そんなある日、フェニックスは元軍人の友人ヘルナンデスと共に町に行く事に。
ノーマンはしぶしぶ見送ります。
町の公衆トイレでフェニックスは妙な男に絡まれます。
髪を触ったり危険そうなヤツです。
すぐさま、ヘルナンデスのいる車に戻り、帰宅の路に着きます。
フェニックスをノーマンの元に送り届け、ヘルナンデスは帰ります。
彼女はノーマンの理解者のようです。
ヘルナンデスがその帰りの途中、道を塞いでいる妙な車を発見します。
中には数人の男達が乗っています。
どうも態度の悪い怪しい連中です。
危険な連中と察したヘルナンデス、銃を取り、車を降りてどくように警告します。
彼らは応じて彼女は車に戻ります。
その時、後部座席から隠れていた男がヘルナンデスを襲い殺害!
そして彼らはなんと、ノーマンの家に向かいます!
どうも彼らはフェニックスを追っているようです。
そして、ノーマンの家に到着すると、この無法者たち、まずノーマンの愛犬シャドーを森中までおびき寄せて殺害!
おかしいと思ったノーマン、森を捜索しシャドーの死体を発見します。
フェニックスに危険が迫っていると気づいたノーマンは、すぐさま家に向かいますが!
無法者たちは既に家内に侵入し、フェニックスに危機が迫っています。
一方、ノーマンは何とか2人を倒しますが、なんと、今度はフェニックスが彼の元から逃げる事に!
結局、無法者たちはフェニックスを連れ出し、家に火を付け去ってしまいます。
養女も奪われ愛犬も失い家も失い、満身創痍のノーマン...。
しかし、無法者たちがノーマンを襲わせるために放った一頭の犬が残っていました。
このワンコ、ノーマンに懐いてしまったようです。
しかし、このワンコが一縷の望みとなる事に!
さあ、盲目の老人ノーマンは、無法者たちを発見し、フェニックスを取り戻す事ができるのか?!
そして、彼ら無法者たちの正体と目的とは?!
感想
前作よりもホラー要素は薄まり、盲目の老人がいかにして無法者どもを撃退するかという、老人視点のアクションスリラーといった感じでした。
(前作は”恐ろしい盲目の老人”という魔物からどう逃げるか、といった感じ)
こういう路線で続編が製作されるとは思いませんでした。
個人的にこのシリーズは、かわいそうだった人が魔物化して人を襲うホラーという印象でしたからね。
(ここでいう魔物とは、本物の魔物ではなく比喩表現ですけどね)
今回、養女を命に代えても守る事で、自身の贖罪が果たされるかのような話ですが、ノーマンは前作から、目の視えない年老いたか弱き被害者の認識なのでしっくりいかず、最後は彼が只々気の毒でした。
(ノーマンの行いは賛否両論ありますけどね)
彼は魔物一直線で行って欲しかったな〜。
じゃなかったら、もっと救いがあってもよかったかな〜。
...と思いました。
しかし、予想外の展開となって、楽しめました。
また、結末は続編も有り得そうな感じでしたので、次作を密かに楽しみにしております!
主な登場人物/キャスト
- ノーマン(盲目の老人)
イラク戦争で失明した元軍人。 昔、娘を車ではねられて亡くし、今は養女と二人暮らし / スティーヴン・ラング
- フェニックス
火事で両親を失ったと思われる少女。 ノーマンに拾われ彼と二人暮らし / マデリン・グレイス
- レイラン
武装した無法者集団のリーダー。 フェニックスを探している / ブレンダン・セクストン3世
- ヘルナンデス
元米軍レンジャー隊員でノーマンの友人 / ステファニー・アルシラ
- ジョセフィン
レイランと一緒にいる謎の病んだ女 / フィオナ・オシャーグネッシー
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