バイバイマン

 

 

 

 

 

作品解説・あらすじ

 

２０１７年公開の米ホラー映画です。

 

知ると呪われてしまう謎の邪悪な存在”バイバイマン”の名を引越し先の屋敷で知ってしまった学生達の恐ろしい運命に抗う様を描いたお話です。

 

まず冒頭。
１９６９年のお話。

 

 

 

 

ショットガンを持った男性が、家の周辺で何やら知人と思われる人たちに何かを訪ねながら追い回しています。

 

何かを”言った”か”知っている”かを聞いているようですが...？！

 

そして、何人かを射殺！

 

冒頭からなんと物騒な！

 

この男、危険！狂ってます！

 

そして途中で時は移り、現在のお話になります。

 

 

 

 

BW大学の学生エリオットと恋人のサーシャ、親友のジョンは、郊外のある屋敷に引っ越して３人で暮らす事になりました。

 

３人で住むにはかなり広い屋敷です。
（家賃あるいは購入費は親が出してくれたのでしょうか？！）

 

 

 

 

その夜、エリオットは家族や友人らを呼んで引っ越しパーティーを開催！

 

このエリオット、かわいい恋人にも恵まれ彼女や親友らとこんな立派な屋敷に住みながら学生生活を楽しみ、円満も円満、楽しすぎる日々と明るい未来が待っている！
...しかしそれは今夜までとは、彼に知る由もありません...。

 

エリオットは部屋を徘徊中、ある物を見つけます。

 

前の住人の物のようで、ライトテーブルを発見します。

 

その中に”考えるな、言うな”という文字がびっしりと書かれ、その裏には”バイバイマン”という文字が？！

 

 

 

 

そして偶然にも今夜、霊能力のある女友だちキムも来ていて、降霊術をしてもらう事に。

 

キム、エリオット、サーシャ、ジョンの４人はテーブルの前に座り手を繋ぎます。

 

エリオットの無駄話を中心に色々喋っているうちに、キムに異変が！

 

何かに取り憑かれたように、”考えるな、言うな”を連呼！

 

その時、彼女にエリオットは”バイバイマン？”と答えてしまいました。
...と同時に停電！

 

しかしすぐに復旧し、キムも正常に戻りました。

 

それにしても、このエリオット、キムの霊能力をまるで信じず、バカにして茶化すだけ茶化して、決して言ってはいけない言葉まで口にしていたのです！
ボンクラもボンクラ！何という愚か者でしょう！

 

その日から、４人は幻聴や幻を見るようになります。

 

更にサーシャは体調を崩してしまいます。

 

 

 

 

エリオットも屋敷内で様々な幻覚、または謎の引っかき傷を発見したりして、バイバイマンの存在を確信します。

 

そして図書館で調べたら、何と、恐ろしい事実が！

 

今現在、エリオット達３人の住んでいる屋敷は、冒頭で１９６９年に知人達を射殺した新聞記者ラリー・レドモンの住んでいた家だったのです！

 

彼は何故、そのような暴挙に及んだのか？！

 

そして”バイバイマン”とは何なのか？！

 

後々、エリオットは思い知る事になります！

 

 

 

 

さあ、エリオット達はこの”バイバイマン”なる者の恐ろしい呪縛から逃れる事はできるのか？！

 

といった展開となってまいります。

 

 

 

感想

 

邪悪な存在”バイバイマン”をダグ・ジョーンズがメイクした形で演じているせいか、姿自体にはそれほど怖さはありませんでしたが、さすが名クリーチャー俳優、大変様になっていました！

 

更に彼の率いる番犬は気味が悪かったです。

 

 

 

 

そのダグ・ジョーンズ以外にも、『マトリックス』シリーズでも有名なキャリー=アン・モスや、大御所フェイ・ダナウェイ、『インシディアス』シリーズのスペックス役や同シリーズ脚本家でも知られるリー・ワネル、更に『テリファー』で悲劇の黒髪美女タラを演じたジェナ・カネルも出演シているなど、キャストでも楽しめました。

 

また、”何かあってからでは遅い！”という事を極端な例にした感じの面白さがありました。

 

そう、知ってしまったら終わりで、知らずにいる努力をしなければいけなかったのですから...。

 

そして、続きを匂わすラストでしたが、公開から約５年が経った現在でもまだ続編の話は聞きませんね。

 

是非、続編が観たい所です。

 

 

 

主な登場人物/キャスト

 

• エリオット

  本作主人公。　BW大学生。　霊などは全く信じてなかったが、バイバイマンに呪われてからは考えを改め恐ろしい運命に抗う事に！　/　ダグラス・スミス

• サーシャ

  BW大学生でエリオットの恋人。　キムの降霊術中、エリオットの一言で呪われる羽目に！　/　クレシダ・ボナス

• ジョン

  BW大学生でエリオットの親友。　サーシャ同様、エリオットの一言で呪われてしまう。　その後、呪いのせいでエリオットと不仲に！　/　ルシエン・ラヴィスカウント

• キム

  サーシャやジョンの友人で霊能力があり、３人の屋敷で降霊術を行うが、それがきっかけで自身もバイバイマンの呪いを受ける事に！　/　ジェナ・カネル

• ヴァージル

  エリオットの兄。　娘アリスと共に引っ越しパーティーに来た。　様子がおかしくなったエリオットを心配している。　もし続編製作されたら彼が主役か？！　/　マイケル・トルッコ

• ショー刑事

  キム死亡事故で調査を開始した。　エリオットは彼女を巻き込まぬよう、事実を話さず彼女もその事を一旦理解した　/　キャリー=アン・モス

• ラリー・レドモン

  エリオット達の屋敷の前住人で新聞記者。　彼もバイバイマンの呪いの被害者だった　/　リー・ワネル

• レドモン夫人

  ラリーの妻で未亡人。　バイバイマンの名を知らなかったため生き延びた　/　フェイ・ダナウェイ

• アリス

  ヴァージルの娘。　エリオット達の屋敷で最初にライトテーブルとコインを発見した　/　エリカ・トレンブレイ

 

 

 

 

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