ゴーストライダー【ホラーアクション映画】
重病の父を救う為、悪魔との理不尽極まりない契約により炎の魔人にされてしまった男・ジョニー・ブレイズが悪魔に戦いを挑む!
作品解説・あらすじ
2007年公開の米ホラーアクション映画です。
全身癌に脅かされている父親を救うため、突如として現れた悪魔との契約により炎の魔人・ゴーストライダーにされてしまった男・ジョニー・ブレイズが悪魔達に戦いを挑む物語です。
まず冒頭。
17歳のジョニーと父バートンは、オートバイでショーを見せるスタント芸人です。
しかし、ある事がきっかけでジョニーは父バートンが、肺がんが全身に転移していて死に直面している事を知ります。
そんなある夜、バイクの整備をしているジョニーの元に謎の男が現れます。
この、言葉巧みで不気味な男、なんと、全てを知っているかのごとく、ジョニーに父親を治してやると告げます。
まるで選択の余地がないかのように、ジョニーは契約書に血判を押してしまいます。
そして次の日、なんと、見違えるように元気になった父がいました。
ジョニーに実は病気だったが急に治って医者も驚いていたよ、と元気に話します。
しかしすぐ、バイクショーで父バートンは事故死してしまいました。
悲しみに暮れるジョニーの前に、契約を交わしたあの悪魔・メフィストフェレスが現れます。
彼はヌケヌケとジョニーに”君の父親が生きていると都合が悪い”と抜かします!
このメフィストフェレスが父を呪い殺したと知り、怒りでメフィストに殴りかかるジョニーですが、相手は悪魔!
全く通用しません!
メフィストフェレスはジョニーに”いずれ協力してもらう”といった言葉を残し消え去ります。
ジョニーは悲しみと怒りのあまりか、恋人ロクサーヌにも別れを告げてバイクで走り去ってしまいます。
それから十数年後。
ジョニーは不死身のバイクスタント芸人として人気を博していました。
どんな危険なショーでも生き延びてきた不死身ぶりにチームスタッフも心配しています。
しかし、レポーターとなっていたロクサーヌと再会し、デートの約束をする事にも成功するなどジョニーの人生は上々のようですが...。
そんな時、ジョニーの前に再びメフィストフェレスが現れます!
怒りをあらわにするジョニー!
そんなジョニーなどおかまいなしに、彼は契約解消を条件に自身の息子・ブラックハートを倒すように命令します。
当然、断固として断るジョニーですが、メフィストフェレスも選択の余地など与えません!
ジョニーの体は除々に熱を帯び頭部が燃え始め、ドクロの顔をした炎を纏いし魔人・ゴーストライダーに変貌してしまいます!
さあ、意思とは無関係に戦いに駆り出されてしまったジョニーの運命や如何に?!
感想
まずピーター・フォンダ演じるメフィストフェレスが老獪・狡猾・邪悪で魅力的でなんとも悪魔的!
見事という他ありませんでした。
あと、ゴーストライダーが走り去った後の爆炎が爽快でした!
しかしあれは迷惑も迷惑ですね〜!
また、ジョニーを演じるニコラス・ケイジの様々な表情の演技も楽しめて、エヴァ・メンデス演じる恋人ロクサーヌのラテン系美女ぶりも魅力的!
それと、主題歌『ゴースト・ライダーズ・イン・ザ・スカイ』に合わせて夜の砂漠のハイウェイをゴーストライダーが先代と共に走るシーンが大変お気に入りです。
鑑賞は3度目ですが、大変面白いホラーアクション映画でした。
主な登場人物/キャスト
- ジョニー・ブレイズ
バイクスタント芸人。 17歳の時に父を失い、悪魔との契約によりゴーストライダーとなる / ニコラス・ケイジ
- ロクサーヌ
ジョニーの元恋人。 現在はリポーターとして活躍している / エヴァ・メンデス
- メフィストフェレス
ジョニーの元に現れ契約を結ばせた悪魔。 その内容は理不尽極まりなく、ジョニーを激怒させた / ピーター・フォンダ
- カーター・スレイド
ゴーストライダーに詳しい墓守の謎の老人。 ジョニーに助言をする / サム・エリオット
- バートン・ブレイズ
ジョニーの父親。 契約通りメフィストフェレスにより癌が完治したが、すぐに事故死させられてしまう / ブレット・カレン
- ブラックハート
メフィストフェレスの息子。 強力な力を持つ邪悪な悪魔。 何かを探し企んでいる模様 / ウェス・ベントリー
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