ドント・ブリーズ

 

 

 

 

 

作品解説・あらすじ

 

２０１６年公開の米ホラー/スリラー映画です。

 

監督は、『死霊のはらわた』（リメイク版）で長編映画デビューを果たした、フェデ・アルバレスです。
（『死霊のはらわた』でも、ジェーン・レヴィが主役を演じていましたね）

 

若い３人組の窃盗グループが、大金を盗もうと、イラク戦争で失明した盲目の老人宅に忍び込み、逆に恐ろしい反逆の目に合うお話です。

 

 

 

 

窃盗常習犯のロッキー、アレックス、マネーの３人は、ある老人が、大金を所持している事を知ります。

 

しかし、そのノーマンという老人、イラク戦争で失明した元軍人です。
そして、大金は、娘を車ではねて死亡させた加害者からの示談金です。

 

窃盗グループ３人は、卑劣な事に、この盲目の老人から、家に忍び込み、その金を強奪しようとしているのです！

 

 

 

 

 

容赦なく計画を実行に移す３人...。

 

老人の家に忍び込んだのはいいですが、彼に気づかれてしまいます。

 

そしてなんと、盲目であるにもかかわらず、銃で脅してきたマネーを老人は抑え込み、殺害してしまいます！

 

 

 

 

この老人、盲目ではありますが、力は強く、音に敏感で、機転も効くようです。

 

相手を、目の見えない老人と思って完全に侮っていた３人、これから盲目の老人ノーマンの反撃が始まります！

 

さあ、残ったロッキーとアレックスは、無事に大金を盗み出し、家から脱出できるのか？！

 

といった展開となってまいります。

 

 

 

感想

 

おもしろい作品だとは思いますが、終始モヤモヤしていました。

 

なぜなら、この盲目の老人、本来はか弱き被害者です。

 

それなのに、この映画では、その老人を恐怖の魔物扱いで、私は、このドロボー３人組の卑劣な行動が気に入らず、終始、老人目線で彼を応援しながら観てました。

 

結果、当然３人は酷い目に合う訳ですが、個人的には自業自得も自業自得、酷い目に合って然るべきと思いました。

 

老人は被害者である事を忘れてはならない、そう思った映画でした。

 

そして、続編が制作されるとの事ですので、楽しみです！

 

 

 

主な登場人物/キャスト

 

• ノーマン

  イラク戦争で失明した老人。　娘を車ではねられ亡くし、その示談金を所持している模様　/　スティーヴン・ラング

• ロッキー

  窃盗を繰り返している不良女性　/　ジェーン・レヴィ

• アレックス

  窃盗グループの一員。　父親が警備会社に努めていて、セキュリティ関連の事に詳しい。　ロッキーに気がある模様　/　ディラン・ミネット

• マネー

  窃盗グループの一員で、ロッキーの恋人。　盲目の老人を銃で脅すなど、重罪にすべき不良　/　ダニエル・ゾヴァット

 

 

 

 

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