兵器人間

兵器人間【SFホラー映画】

兵器人間タイトル

 

過去にタイムトラベルした人造人間達が人々を襲う!

 

 

作品解説・あらすじ

 

2013年公開の米SFホラー映画です。

 

日本では、ホラー映画『武器人間』の姉妹作品と銘打たれていたようですが、続編だとか前日譚とかでもなく、関連があるとすれば、”戦わせるための人造人間を作る”という所くらいです。

 

撮影方法も『武器人間』のようなファウンド・フッテージ方式ではなく、普通の撮影方法です。

 

そしてこの作品は、いわゆるタイムトラベル物です。

 

過去にタイムトラベルして戦う内容なのです。

 

 

では、簡単にあらすじを紹介しながら解説してまいりましょう。

 

 

 

人造人間達

 

まず冒頭、舞台は150年前の南北戦争時代、ある南側の小隊が、正体不明の大男達に襲われます。

 

それは、人の腕を簡単に引きちぎってしまうほどの怪力です。

 

 

 

アラン&ヘンダーソン

 

時は移り、現代。

 

主人公の青年アランは、部屋で意中の女性にアプローチするため、何やら、めかしこんだりして準備している様子です。

 

そこに、部屋のオーナーの色っぽい中年女性ヘンダーソンが家賃の支払いの催促にやってきます。

 

しかし、持ち合わせのないアラン。

 

一方、催促にきたヘンダーソンは、アランのことはお気に入りの様子。

 

しかし、言い訳してなんとかこの場を切り抜けるアラン。

 

この後、向かったのは、意中の女性が働いているホームセンター。

 

しかしここでは、その彼女が、店長とキスをしていたり(無理やり?)、それをアランが目撃してしまったり、込み入った状態になっています。

 

憤りを隠せないアラン。

 

帰りに、何者かに何かをされ、気を失ってしまいます。

 

目を覚ますとそこは、何かの研究施設です。

 

 

 

研究施設&人造人間

 

そこにいるのは、年配の研究者風の男と、助手らしき少年(イゴール)。

 

アランは拘束され、なんと、片目を奪われてしまいます!

 

それを、横に寝かされている、何やら継ぎ接ぎの人造人間(フランケンみたいな感じ)の目に接合します。

 

博士が席を外している間、アランは暴れて拘束を解き、変なレバーを動かしてしまいます。

 

すると、妙な装置を起動させてしまいます。

 

空間にひずみができ、複数の人造人間が出てきてしまいます!

 

これは、どうなっているのでしょう!?
訳が分かりません。

 

そしてなんと、アラン、イゴール、博士の3人は、人造人間達もろとも過去へ飛ばされてしまいます。

 

 

そこはなんと、150年前の南北戦争時代のアメリカです。

 

リンカーン大統領の時代です。

 

ここでは、アランの先祖と恋人が存在しており、戦いの真っ最中です。

 

人造人間たちもこの時代に一緒に飛ばされ、暴れまくる始末!!

 

 

 

人造人間たち

 

この人造人間、とんでもない怪力で人間を引きちぎります!

 

しかしこの状況、はっきり申しまして訳が分かりません。

 

そして、少年イゴールが持っていた謎の液体が、北側の兵士(アランの先祖の敵側)に奪われてしまいます。

 

この液体、人に注射すると人造人間のような怪物に変えてしまう作用があるようです。

 

この、謎の液体を利用して戦争勝利を企む北側の兵士達と、アランとその先祖である南側の兵士達との戦いが始まる訳です。

 

そして、あの人造人間達は、何故かアラン達に加勢します。

 

さあ、この訳の分からない状況の行方は!?

 

そして、アランは無事に元の世界へ戻ることができるのか!?

 

といった展開となります。

 

 

 

感想

 

まず、博士の研究の目的が良くわからないです。

 

起こった事は描写されてるんですけどね。

 

・人造人間作ってなにがしたかったのか?

 

・タイムトラベルしたかったのか?

 

・なぜ、アランが必要だったのか?

 

まあ、とにかくすごい事をやりたかったのでしょう。

 

しかし、私が”おすすめ映画”として紹介しているという事は、見どころもあるという事です。

 

人造人間の戦闘アクションはグロくて迫力ありです。

 

そしてアランに惚れる先祖の恋人など、恋愛もありです。

 

また、150年前の過去でアラン達がメチャクチャやって、未来はどうなってしまうのか!?

 

といったお話にもオチがあったりします。

 

博士の助手の少年イゴールも、これまた食えない坊やで、色々とやらかして楽しませてくれます。

 

アランも、主人公とは思えないズッコケぶりですが、この作品、コメディという訳ではないと思います。

 

ツッコミ所満載の本作ですが、それなりに楽しめる作品でもありました。

 

 

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