アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年

 

 

 

 

 

作品解説・あらすじ

 

２０１８年公開のオーストラリアのホラー映画です。

 

不気味な森にたった一人で暮らす、母親の恋人に酷い恥辱を受け、瀕死の重症を負わされ、不死身の食人鬼として復活した少女と、ある男に拉致され、この森に置き去りにされてしまった盲目の少年との出会いと運命を描いた物語です。

 

 

まず冒頭、怪しい男が森の近くの町の店で買い物をしています。

 

レジに向かうと、店員の男がなにやら、不気味な森について脅かすように話し始めます。

 

しかしその時、レジカウンター近くのTVのニュース番組で、この怪しい男が指名手配犯である事が放送されます。

 

店員に知られたと思った怪しい男は、瞬時に店員を銃で射殺！

 

この怪しい男ヨセフは、店を後にし、乗ってきた車に乗り込みます。

 

しかし車内にはなんと、謎の盲目の少年が乗っています。

 

気の毒な事に、怯えきって心を閉ざしている様子です。

 

そしてヨセフは、森の中に車を止め、少年を残し森に入って行きます。

 

そこで彼は、家を発見します。

 

銃を構えて中を探索するヨセフ...。

 

安心して疲れたのか、ベッドで休みます。

 

しかしその瞬間、物音が！

 

ヨセフは驚き怯えながら銃を発砲します。

 

その時、まるでゾンビのような不気味な少女が現れます！

 

 

 

 

ヨセフは怯えて森の中に逃走します。

 

 

 

 

しかし、先回りされてヨセフは殺害されてしまいます。

 

その後、この不気味な不死身の少女ミーナは、彼を食べてしまいます。

 

ほどなくしてミーナは、ヨセフが乗ってきた車を発見します。

 

 

 

 

そして、盲目の少年アレックスと遭遇します。

 

彼を食い殺すかと思いきや、戸惑うミーナ。

 

とりあえず、家に彼を連れて帰る事にします。

 

それから、不死身の食人少女ミーナと、盲目の少年アレックスとの不思議な交流が始まります。

 

そしてそれが、ミーナに変化をもたらします！

 

 

 

 

一体、ミーナは何故このような姿になってしまったのか？！

 

そして、アレックスは何者なのか？！

 

これから、この２人の運命やいかに？！

 

といったお話となってまいります。

 

 

 

感想

 

 

この映画、序盤は恐ろしいホラー映画といった感じなのですが、徐々に愛の溢れたヒューマン・ドラマのような展開になるんですよ。

 

暗く冷たい絶望の闇を、愛が明るく温かい未来に変えてゆく...。

 

そんな感じのお話でした。

 

いや、これは変わったホラー映画？です。

 

どう見ても悲惨な結末を予想しましたが、良い意味で裏切られました。

 

個人的には、恐ろしくも心温まってゆく面白い映画でした。

 

 

 

主な登場人物/キャスト

 

• ミーナ

  本作主人公。　ある男に恥辱を受け瀕死の重症を負わされ、不死の食人鬼として蘇った少女　/　ナディア・アレクサンダー

• アレックス

  ヨセフに拉致されたと思われる盲目の少年　/　トビー・ニコルズ

• ヨセフ

  アレックスを拉致し逃走中の中年の男。　正体がバレそうになると人を射殺するなど凶悪な男　/　カール・マルコヴィックス

 

 

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