武器人間【ホラー映画】
人と兵器が融合した”武器人間”が襲う!
作品解説
2013年公開の、オランダ・アメリカ・チェコ合作のホラー映画です。
放題名は”武器人間”ですが、原題名は”Frankenstein’s Army”(フランケンシュタインズ アーミー)と言います。
この邦題名は分かりやすくて良いですよね^^
この映画は、撮影者がその場面をカメラで撮り続けている感じの主観撮影(POV)のドキュメンタリー風なのですが、正しくは、ファウンド・フッテージという手法だそうです。
(参照リンク→ウィキペディア:ファウンド・フッテージ)
時は第2次大戦末期(1945年)、舞台はナチス・ドイツ占領地域。
そこで、ソ連の偵察部隊が遭遇する、恐ろしい”武器人間”のお話です。
ソ連の偵察部隊が撮影係(ディマ)を同行させて、ナチス・ドイツ占領地を調査に行きます。
その道中、なにやら、奇っ怪な兵士の遺体を数体発見!
(中には、まだ息があった者も!)
しかし、この偵察隊一行、あまり気にならない様子。
ここは戦争真っ只中の敵地。兵士の遺体など、気にしている余裕もないのでしょう。
やがて一行は、教会に到着。
しかし、調査すると、何か変...。
教会、というより施設!
それもかなり広く、規模も大きい...。
そして、数人の生き残りも発見。
女性看護師、謎の男...。
そのような感じで施設内調査時、奇っ怪なものを発見。
人?のようですが、腕にはドリルのような物が装着してあり、不気味な容姿!そして変な動きをしています!
その時、偵察隊の一人・ノビコフを襲い、ドリルの腕で内蔵をえぐり出してしまいました!
偵察隊一行、この化け物を射殺します!!
その後も、出るわ出るわ!!
次々と奇っ怪な武器人間たちが現れ、偵察隊を襲います!
謎の男も逃走!
彼は実は、フランケンシュタインの孫・ヴィクター・フランケンシュタインだったのです!
(作中では、ちょっと分かりづらかったです;)
武器人間を作った張本人です!
世界の人々を、全員武器人間に変え、争いのない世界にしようという恐ろしい思想を抱いているマッドサイエンティスト!!
もはや、この施設は、地獄!!
こんなことまで!!ヴィクター、なんてことを!!
(※写真はボカシを入れてあります)
さあ、偵察隊一行は、この恐怖の武器人間集団から逃れることはできるのか!?
といった展開となります。
感想
設定は、とても面白いと思いました!
大戦中、フランケンシュタイン博士の子孫が武器と人間の体を融合させた武器人間、様々な個体が出てくるのが楽しいです^^
(こういうの、個人的には大好きです!)
なんか、”ヘルレイザー”のセノバイトを彷彿とさせます。
ですが、基本、グロいホラー映画ですので、当然、好みは大変分かれる作品です。
次に、撮影方式ですが、ファウンド・フッテージという、POV(主観撮影)に近い感じの方式なんですが、私個人はあまり好きではありませんね。
見づらいし、話も分かりづらいんですよね。
本作も、1回観ただけでは、話の内容がよく分かりませんでした。
(例えば、フランケンシュタインの孫が武器人間を製造していたとか、ヒトラーに命令されてた等の設定)
武器人間の外見や動きも見づらいのが残念でした。
(まあ、主観撮影って、低予算の映画とかでよく用いられる印象ですよね)
それと、冒頭とエンドロールで流れる曲ですね^^
これが、どんよ〜りとした、なんか、いや〜な気分になる変な軍歌なんですよね!
映画の雰囲気にぴ〜ったり!Goodですね!
あの曲、一日中聴いてたらおかしくなりそうですよ!
最後に、私個人は結構楽しめた作品ですが、残酷な描写が苦手な方にはおすすめできる作品ではありません。
主な登場人物/キャスト
- ヴィクター
武器人間製造者。フランケンシュタイン博士の孫とされる / カレル・ローデン
- セルゲイ
クールなソ連兵士 / ジョシュア・ザッセ
- ディマ
撮影係のユダヤ人 / アレクサンダー・マーキュリー
- サシャ
ソ連偵察部隊の若い兵士 / ルーク・ニューベリー
関連記事
ツイート
