ポゼッション 【ホラー映画】
箱に封印されし悪魔が少女に取り憑き、家族を恐怖に陥れる!
作品解説・あらすじ
2012年公開の米ホラー映画です。
制作は、『死霊のはらわた』シリーズでも有名なサム・ライミも努めています。
主演は、ドラマ『ウォーキング・デッド』で、凶悪殺戮兵器ルシールを振り回す底知れぬ男・ニーガン役や、『スーパーナチュラル』のジョン・ウインチェスター役で知られるジェフリー・ディーン・モーガンです。
まず冒頭、老女が謎の木箱を怯えながら眺めているシーンから始まります。
彼女はその木箱を壊そうとしますが...。
なんと!彼女は謎の力に何度も吹き飛ばされ叩きつけられてしまいます!
ー 時と場所は移り、モーガン演じるクライドが、学生達にバスケットボールの指導をしています。
彼には二人の娘(ハンナとエミリー)がいますが、離婚したばかりです。
既にクライドは、家を購入し、一人暮らしをしています。
週末になると、元妻ステファニーの元を訪れ、娘二人を預かり、自分の家で3人で過ごします。
しかし、ステファニーには既に結婚を前提にしていると思われる新しい恋人ブレッド(職業:歯科医)がいますし、娘達も受け入れられない様子です。
そんな生活を続けているクライド一家ですが、そんなある日、クライドと娘たちは、近くのある家のガレージセールに立ち寄ります。
そして、次女エミリーは、ある木箱を買ってもらいます。
この木箱、冒頭に出てきた老女の家の木箱...?!
エミリーが家の窓を覗くと、大怪我を負っているらしい人物と目が合ってしまいます。
この大怪我人はまさか、冒頭で謎の力に叩きつけられた老女でしょうか?!
それからというもの、エミリーは木箱に夢中になり、何か、会話までするようになる始末...。
クライドもその異変に気づきます。
そして、エミリーは日に日に様子がおかしくなり凶暴化していきます!
いち早く尋常ではない事態に気づいたクライド。
実はあの木箱の中にはとんでもなく邪悪な”者”が封印されていたのです!
さあ、クライドはこの”邪悪な者”からエミリーを救い出せるのか!?
そして、クライド一家の運命は!?
といった展開となります。
感想
ジェフリー・ディーン・モーガン演じるクライドの優しくて勇敢な父親ぶりが印象的でした。
そして、少女に目をつけた木箱の悪魔が洗脳していき、更には取り憑いてしまう様が見事に恐ろしく描かれていました。
この作品もそうですが、悪魔はよく少女に取り憑きますね。
それと、気になる点として、悪魔に襲われた場合、命を落とす者と重症を負っても助かる者がいるのですが、この違いは疑問でした。
(考えすぎでしょうかね...)
しかし、まさに、悪魔系ホラー映画の王道という感じで、個人的には楽しめた作品でした。
『エクソシスト』に近い印象ですが、残酷な描写は少ないです。
(首回る/チョンパ、手足ちょん切れ、内臓飛び出し、ヘド吐くシーンなど、←ありません)
おすすめできるホラー映画です。
主な登場人物/キャスト
- クライド
学生バスケ部のコーチで、離婚したばかり。2人の娘の父 / ジェフリー・ディーン・モーガン
- ステファニー
クライドの元妻 / キーラ・セジウィック
- エミリー
クライドの次女。謎の木箱購入がきっかけで異変が.. / ナターシャ・カリス
- ハンナ
クライドの長女 / マディソン・ダヴェンポート
- ブレッド
ステファニーの新しい恋人で歯科医 / グラント・ショウ
- ザデック
祈祷師と思われる男 / マティスヤフ
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