ハッピー・デス・デイ【ホラー映画】 死の無限ループ！

 

 

 

 

 

作品解説

 

２０１７年公開の米ホラー映画です。

 

女学生・ツリーは、誕生日の朝、目を覚まします。

 

物語はここから始まります。

 

 

 

 

ベッドの上...、見たことない部屋...。

 

頭痛...。ツリーは昨夜、相当飲んで騒いだようです。

 

近くに見知らぬ男性がいます。

 

 

 

 

どうやら、ツリーは、記憶がなくなるまで飲んで、この同じ大学寮の学生・カーターの部屋に運ばれたようです。

 

カーターは、ツリーに対して別にやましいことはしていない、と言います。

 

仏頂面で不機嫌なツリー。

 

カーターから頭痛薬をもらい、偉そうに部屋を出ます。

 

 

 

 

 

しかし、このツリー、この後がよくありません。

 

父親からのレストランでの食事をすっぽかすし、寮の同部屋のクラスメート・ロリからの誕生日ケーキを目の前でゴミ箱に捨てるわ、大学の既婚者のグレゴリー教授と不倫してるわ、大変素行の悪い女性のようです。

 

その他にも、複数の男子生徒と肉体関係があるようで、相手に恋人がいようがおかまいなし！

 

これはもう、誰から恨まれても不思議ではありません。

 

 

そして今夜は大学生たちのパーティがあります。

 

遊び好きのツリーも当然、寮からパーティ会場へ向かうことにします。

 

 

 

 

その道中のトンネルで、なにやら変の物を発見します。

 

オルゴールです。

 

気になって調べようとしていると、ツリーの背後に、赤ちゃんみたいなお面をかぶった人物が仁王立ちしています。

 

ツリー：「あんただれ？」

 

 

 

 

ツリーが何を言っても話そうとせず、動こうともしません。

 

ツリー：「警察呼ぶわよ！！」

 

そう言うと、脇道の方に消えていきました。

 

しかし、ツリーは少し恐怖と不安を覚えた様子。

 

足早にその場を立ち去ろうとします。

 

しかし、その時！！

 

ツリーの目の前に再び”赤ちゃんお面の男”が現れ、なんと、刃物で襲いかかってきました！

 

 

 

 

悲鳴を上げ逃げるツリー！

 

しかし、追い詰められ、刺殺されてしまいました！！

 

...確かにこのツリーという女性、人間的にとても褒められたものではありませんでした...。

 

殺意を抱かれるほどに人に恨みを買われる可能性は十分にある人物でしたが....。

 

しかし！

 

絶命した瞬間、再びツリーは目を覚まします！

 

 

...ここは、またカーターの部屋のベッドの上！

 

日付もツリーの誕生日のままです。

 

そして再び二日酔い状態...。

 

殺されるたびに同じ日が繰り返されるとツリーは考えます。

 

そこでツリーは。殺されるきっかけとなったトンネルを避けてパーティ会場へ向かいます。

 

ですが、違う場所で赤ちゃんお面の殺人鬼に遭遇、またしても殺害されてしまいます！

 

 

 

 

そしてまた、カーターの部屋のベッドの上！日付も、またしても誕生日のまんま！

 

同じ事の繰り返しです！

 

取り乱すツリー。当然です。

 

死んでもそのまま安らかに眠ることもできないのですから...!

 

殺されても蘇り、また殺され続けるのですから...!

 

何が起きている！？

 

まさか、罪深き女・ツリーは地獄へ落とされたとか！？

 

とにかくツリーは、この地獄の死の無限ループから抜け出すべく。何度も殺されながら調査を始めます。

 

幸い、カーターは、ツリーの話に耳を傾けてくれています。
（しかし、死んじゃうと聞かせたお話も当然リセット！）

 

一体誰が自分を殺すのか！？

 

どうやったら無事に明日を迎えることができるのか！？

 

 

 

 

さあ、ツリーの、明日を迎えるための、孤独な地獄の戦いの火蓋が切って落とされました！！

 

彼女は、生きて明日を迎えることができるのか！？

 

といったお話となります。

 

 

 

感想

 

正直申しまして、私はこの映画、観始めて７分ほどで観るのやめようと思いました。

 

それは、主人公のツリーが、クラスメートのロリがせっかく用意してくれた小さなバースデイケーキをゴミ箱に捨てたあたりです。

 

性悪で人の好意を無下にするこの主人公が活躍するような展開、想像もしたくなかったからです。

 

とてもじゃあありませんが、感情移入して作品を鑑賞できないと思った次第です。

 

それでも、クラスメートでケーキをくれたロリが、「いつかひどい目にあうわよ」と言い放ったあたりから、”あ！ストーリー上、主人公を問題児にしたのか！”と思い、急に観続ける気になりました。

 

実は私、この映画、事前情報はまっ〜たくなしで鑑賞し始めたんですよ。

 

ですので、ループホラー物だと知りませんでした。

 

わずか数分でリタイヤしそうだった映画ですが、最後まで観ますと、楽しめた映画でした！

 

しかしまあ、ハッピー・バースデイならぬ、ハッピー・デス・デイとは、うまいこと言うものですね！

 

それと、ホラー映画ではありますが、残酷でグロいシーンなどはあまりありませんので、ホラー系が苦手な方でも楽しめるとおもいますので、オススメです！

 

ただ、ラストは個人的にはちょっとなあ^^;
（私がひねくれてるからかも知れませんが...)

 

 

 

主な登場人物/キャスト

 

• ツリー

  誕生日に殺され続けては再び誕生日の朝に戻ってしまう女性。主人公　/　ジェシカ・ローテ

• カーター

  ツリーが目覚めると、同じ部屋にいる若い男性　/　イズラエル・ブルサード

• ロリ

  寮に住んでいるツリーと同部屋のルームメイト　/　ルビー・モディーン

• トゥームズ

  謎の殺人鬼　/　ロブ・メロ

• グレゴリー

  ツリーと不倫関係にある大学の教授　/　チャールズ・エイトキン

 

 

 

 

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