ファウンド【ホラー映画】
殺人鬼の兄を持つ、4人家族の12歳の少年が、兄の恐ろしい秘密を知りながら暮らす!
作品解説・あらすじ
2012年公開の米ホラー映画です。
殺人鬼の兄を持つ12歳の少年が、兄のその恐ろしい秘密を知りながら生活するお話です。
まず冒頭から、主人公の少年マーティーは、兄スティーヴの部屋のクローゼットの中から、黒人男性のものと思われる生首を発見してしまいます。
しかしマーティー、あまり驚かず、淡々としています。
他にも母親の秘密(男性の恋文)、父親の秘密(隠してあるポルノ雑誌)などもチェックしています。
まるで、家族の秘密をチェックするのを楽しんでいるかのようです。
しかし、兄スティーヴの秘密に比べれば、両親の秘密など、取るに足らない可愛いものです。
このスティーヴ、両親に対してはぶっきらぼうで恐い顔をしています。
面構えも、何をやらかすか分からないといった雰囲気です。
(そりゃあ、殺人鬼という裏の顔を持ってますからね)
ところでマーティーは、学校でいじめを受けています。
ある日、スティーヴの部屋いた所を、本人に発見されてしまいます。
幸いにも、死体を探している所は見られませんでしたが、マーティーは、スティーヴにこっぴどく怒られます。
しかし、そこで、マーティーがいじめられている話をし始めます。
スティーヴは親身に彼の話を聞き、弟マーティーがいじめられてる事に怒りを表します。
実はスティーヴ、弟想いでもあるようです。
ホラー映画のビデオなども貸してあげたりしています。
端から見ると、こんな時、これほど頼もしい存在はないとも思えますが、反面、いじめっ子がどんな目に合わされるか心配になります。
マーティーもそう思っているようです。
しかし、この後、事態は恐ろしい方向へ急変していきます!
さあ、マーティーと両親、そしていじめっ子達の運命は?!
スティーヴは何をしでかすのか?!
といったお話となってまいります。
感想
4人家族の日常的な生活を、兄弟愛を織り交ぜながら自然な感じで描かれている感じなのですが、その分、その中から時々顔を覗かせる恐ろしい出来事が引き立つ印象です。
特に、中盤〜後半からの展開...!
残酷&悲惨!
それと、ホラー映画に関するお話やシーン、装飾などが随所に出てくるのですが、個人的には好きです。
(私自身、ホラー映画が好きなものですから)
低予算で制作された映画との事ですが、個人的には、素晴らしいホラー映画だと思いますし、楽しめました。
主な登場人物/キャスト
- マーティー
主人公のホラー映画が好きな12歳の少年。 両親・兄スティーヴと暮らしている。 学校でいじめを受けている / ギャビン・ブラウン
- スティーヴ
マーティーの兄。 殺人鬼という恐ろしい裏の顔を持っているが、弟想いという一面もある / イーサン・フィルベック
- マーカス
マーティーをいじめている大柄の黒人の少年 / エドワード・ジャクソン
- デヴィッド
マーティーの友人だが、いじめっ子気質も持ち合わせている太めの少年 / アレックス・コギン
- リサ
マーティーの母親 / フィリス・マンロー
- スタンリー
マーティーの父親 / ルイ・ローレス
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