エスケーピング・マッドハウス【サイコスリラー映画】
実話を元にした、ニューヨーク孤島の精神病院に収容された、名前しか覚えてない女性ネリーの悲劇と戦い!
作品解説・あらすじ
2019年公開の、実話を元に製作された、米サイコスリラー映画です。
主演はクリスティナ・リッチが努めています。
時は1889年、ニューヨーク小島の精神科病院に収容された、自分の名前しか覚えてない女性・ネリー・ブラウンの悲劇と戦いを描く物語です。
この病院では、寮長グライデイによる、患者への不当な虐待が行われているようです。
とても心を治す病院とは思えない有様です。
逆に、患者を痛めつけ更に病状を悪化させてしまっているかのようにも見えます。
この酷い有様にネリーは憤慨、病院に反発します。
しかし、逆に寮長に咎められ、痛めつけられる始末...。
信頼する主治医ジョサイアに相談しても、なかなかうまく理解してもらえません。
しかし、このネリー、記憶は失ってますが、時折、一部の記憶が頭の中をよぎるようです。
そして、思考も正常かつ常識的に思える女性です。
彼女には、何か、本人も分からない秘密があるようです。
寮長への反発を繰り返し、更に酷い虐待を受けてゆくネリー。
彼女は、自分が何者なのか秘密を暴き、この理不尽極まりない精神科病院から脱出する事はできるのか?!
といった展開となります。
感想
私は、実話を元にした映画である事を知らなかったどころか、拷問系ホラー映画だと思って見始めてしまいました...。
しかし、当然ながら、思ってたのとま〜〜ったく違う、貴重な秘密のある内容のサイコ・スリラー映画でした。
ネリー・ブラウンの正義の戦いを描いた作品だったのです。
鑑賞してゆくにつれ、秘密が解き明かされ、誰が正しいかなど、物語の全貌が明らかになってまいります。
期待していたのとは違いましたが、面白い映画でした。
主な登場人物/キャスト
- ネリー・ブラウン
本作の主人公。ニューヨークのブラックウェル島精神病院に収容された、自分の名前だけしか覚えてない女性 / クリスティナ・リッチ
- ロッティー
ネリーと同じく精神病院の女性患者。自分の子に会いたがっている / アンニャ・サヴィッチ
- グライデイ
ブラックウェル島精神病院寮長。患者をまさに奴隷のように扱っている模様 / ジュディス・ライト
- ジョサイア医師
ネリーの主治医。ネリーを献身的に診てくれているよう / ジョシュ・ボウマン
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