デッド・ドント・ダイ【ホラー・コメディ映画】
地球の異変により、田舎町で墓の死人がゾンビとして蘇り、町の警官3人が奮闘する!
作品解説・あらすじ
2019年公開の米ホラー・コメディ映画です。
監督は、ジム・ジャームッシュが努めています。
地球か月の異変により、小さな田舎町で、墓に眠る死人がゾンビとして蘇り、襲われた人もゾンビ化!
そして、町の3人しかいない警察官が奮闘する物語です。
まず、町のダイナーの女性スタッフ2人が墓下から蘇った男女2人に襲われます!
無残にも食い殺されたファーンとリリー...。
そこで、町の3人の警察官(クリフ、ロニー、シンディ)が調査に乗り出します。
...しかし、署長クリフとロニー、何だかノホホンとして、緊張感がありません。
そして、シンディは、知り合いの死と、この異常な事件に怯えてしまっている始末...。
こんな事で、この異常事態を解決できるのでしょうか?!
しかしこの3人、妙な能天気ぶりとマイペースながらも、捜査を進めてまいります。
その間にも、町中の人々の間でも、妙な事件が起きてまいります。
そして、ゾンビに殺された人々も次々とゾンビ化!
しかし、葬儀屋の謎多き変わり者の女性剣士ゼルダも協力してくれます。
さあ、この能天気な警察官のクリフ&ロニー、怖がりのシンディ、そしてゼルダは、ゾンビが人々を次々と襲うという前代未聞の大事件を解決できるのか?!
といった展開となります。
感想
独特な雰囲気のゾンビ映画だと思いました。
それはまず、クリフ(演:ビル・マーレイ)とロニー(演:アダム・ドライバー)の存在とやり取りです。
先程述べました通り、怪事件が起きているにもかかわらず、あまり驚かず、緊張感がないんです!
それでいて、この2人が居ると、変な”間”があったりするんです。
それがなんか、おかしいんですよね〜^^
それと、2人以外にも個性的な登場人物を個性派俳優が演じて盛り上げてくれている点が良かったと思いました。
また、思わずクスッとしてしまう演出も多々見受けられました。
そして全体的にこう、のんびりしたペースの映画ですね。
反面、私などは、派手でゴアなゾンビアクションシーンを期待していたんですが、その辺は期待していた程ではなかったです。
映画好きな人達のお話を聞いてみますと、どうも、監督のジム・ジャームッシュ作品好きにはたまらない内容だそうです。
残念ながら私には、その点に関してはピンときませんでした。
(今の所、鑑賞したジム・ジャームッシュ作品は、『デッド・ドント・ダイ』以外では、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』のみ)
それでも、個人的にはゾンビホラー・コメディ映画として楽しめました。
主な登場人物/キャスト
- クリフ
警察署長。 基本、ポーカーフェイスでのんびり屋 / ビル・マーレイ
- ロニー
警官。 なぜか、クリフ同様、基本ポーカーフェイスでのんびり屋。 なかなか先見の目があるよう / アダム・ドライバー
- シンディ
女性警官。 ゾンビ事件発生当初から怯えてしまっていた / クロエ・セヴィニー
- ゼルダ
葬儀屋の謎多き女性。 剣の達人 / ティルダ・スウィントン
- ボビー
オタクっぽい雑貨屋店長 / ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
- ハンク
ファーンのダイナーの常連客 / ダニー・グローヴァー
- ミラー
町の住民。 なかなか広々とした家に住んでいる / スティーヴ・ブシェミ
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