クローバーフィールド/HAKAISHA

クローバーフィールド/HAKAISHA【SFパニック映画】

クローバーフィールド/HAKAISHAタイトル

 

謎の巨大生物が夜のニューヨークを襲う、パーティー中だった若者達が焦点のPOVドキュメンタリー風作品。

 

彼らは無事にニューヨークから脱出できるか?!

 

 

 

 

作品解説・あらすじ

 

2008年公開の米SFパニック映画です。

 

謎の超巨大生物が、突然、夜のニューヨークに出現し人々を襲い始めるという、パーティー中だった主人公ら若者達が焦点の、主観撮影(POV)ドキュメンタリー風作品です。

 

この映像(=この映画丸ごと)が第三者の手により発見されたと思われる設定なのでファウンド・フッテージ映画でもあります。

 

 

まず冒頭。
夜のニューヨークの街ー。

 

主人公ロブが恋人ベスと朝起きる所から始まります。

 

ロブがビデオカメラを回し、寝起きのベスやそこら辺の部屋を映し、彼女とイチャつき茶化しながら他愛のない話をしています。

 

一方、ロブらの友人達の間では、彼の東京転勤のお祝いパーティーが計画/準備されています。

 

 

 

お祝いパーティーで喜ぶロブ

 

そして、パーティー会場に来たロブは喜び、皆の前で挨拶します。

 

また、自分を置いて日本へ行ってしまう事に不満と悲しみを感じている恋人ベスも到着します。

 

 

 

ロブ&ベス

 

しかし、到着早々、ロブと口論に。

 

半ば喧嘩別れし、ベスは帰ってしまいます。

 

そんな事はお構いなしに皆は飲んで食べて楽しく盛り上がっています。

 

このパーティーの撮影をしているロブの友人ハッドは、ロブとベスの関係を皆にベラベラと話しまわっています。
何という、口の軽い男でしょうか!

 

 

 

ジェイソン&ロブ

 

一方のロブは、ラウンジへ出て、兄のジェイソンとベスについて語り合っています。

 

ジェイソンは、弟ロブに、ベスを大切にするよう助言します。

 

ロブも自分の気持ちに葛藤がある様子です。

 

やはり、彼もベスを愛しているようです。

 

ジェイソンの話を少しづつ受け入れ始めます...が...。

 

...と、その時、外から大きな音が!!

 

ロブとジェイソンは、皆で屋上へ行き、何があったか確かめに行きます。

 

なんと、幾つかのビルが爆発炎上しています!

 

謎の何かが破壊している模様です!

 

皆は下に降り、建物からの脱出を図ります。

 

 

 

爆発するビル

 

しかし、街は既にパニック!

 

そして、破壊され炎上している遠くのビルから何かがこちらに勢いよく飛んできます!

 

それは、ロブ達のいる近くの道路に落下し転がってきます!

 

 

 

自由の女神像の頭部

 

なんと、それは自由の女神像の頭部です!
ニューヨークの象徴が!

 

ニューヨークの街が破壊され始めている事を認識したロブ達は驚愕します。

 

自由の女神の頭が飛んで来た方向には、何か巨大な影が!?

 

ロブ達は、その反対方向のブルックリン橋を目指し避難し始めます。

 

そう、急いで逃げないと、あの巨大な”何か”が迫ってきます!

 

警察の指示の元、大勢の人々と共にブルックリン橋を渡り始めます。

 

 

 

ブルックリン橋を破壊する巨大生物

 

その道中、ジェイソンが人混みに押され、橋前方の方に流されてしまいます。

 

しかしその時、川から巨大な腕のようなものが現れ、橋を破壊!
ジェイソンはそれに直撃した模様!

 

ロブ達は急いで引き返し、大勢の人々と共に逃げます!

 

そんな最中、ロブの携帯に、ベスから助けを乞う電話が!

 

彼女は自宅で怪我を負い、動けないようです。

 

彼女のいる部屋は、パーティー会場に比較的近い高層ビルにあるようですが、なんと、巨大生物の攻撃により少し傾いています!

 

それにもかかわらず、ロブはベスの救出を決意します。

 

 

 

ニューヨークの街を破壊する巨大生物

 

しかし、近くには、何百メートルにも及ぶ巨大な怪物が人々を襲い、軍も出動し戦闘状態で、極めて危険です!

 

友人のハッドやマリーナ、ジェイソンの恋人だったリリーと共にベスの元に向かいます。

 

さあ、ロブ達一行は、ベスを救出し、あの謎の巨大生物の驚異から逃れる事はできるのか?!

 

といった展開となってまいります。

 

 

 

感想

 

巨大生物と戦う米軍

 

巨大生物による街破壊・軍との戦闘・逃げ惑う人々のシーン等、リアリティが高く、感情移入して緊張しながら鑑賞を楽しめました。

 

POV作品の中でも映像レベルは高いです!

 

 

 

小型モンスターと戦うマリーナ

 

ロブ達は、ニューヨークの街中を、巨大生物から逃亡しながらベスを助け脱出を図るというお話ですが、迫りくる巨大生物(または小型生物)の恐怖がまたスリル満点に描かれていました。

 

また、こういう系映画には、ほぼお約束のやたらうるさい奴がいましたが、これはこれで腹立たせてくれて、ある意味、映画を盛り上げてくれました。

 

...いや〜これは、POV/ファウンド・フッテージ作品では、私の中では今の所、1,2を争う傑作となりました。

 

言わずもがな、POV映画としては、個人的に超オススメです。
(ホラー映画ではありませんけどね)

 

また、前日譚作品『クローバーフィールド・パラドックス』も製作されていますが、こちらはネトフリ独占配信のようです。
(私もネトフリ加入したら鑑賞して記事にします)

 

 

 

主な登場人物/キャスト

 

  • ロブ

    本作主人公。 東京に転勤となった(副社長になる模様)。 よく映画に出てくる普通の若いアメリカ人という印象。 ベスとは恋仲 / マイケル・スタール=デヴィッド

  • ベス

    ロブの恋人。 自分を置いて東京へ行ってしまう事に不満と悲しみを抱いている / オデット・ユーストマン

  • ジェイソン

    ロブの兄でリリーの恋人。 ブルックリン橋で巨大生物の攻撃に遭い命を落とした模様 / マイク・ヴォーゲル

  • マリーナ

    リリーの友人。 ロブとは親しくないが、リリーにパーティーに誘われ、軽い気持ちで参加した模様。 巨大生物襲撃後、ロブ達と行動を共にする / リジー・キャプラン

  • ハッド

    ロブとジェイソンの友人。 よくベラベラしゃべる男。 基本、彼がカメラ撮影担当 / T.J.ミラー

 

 

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