アダム・チャップリン【バイオレンス・アクションホラー映画】
マフィアのボスに妻を丸焼きにされた男が、悪魔の力を借りて復讐!
悪党どもを血みどろのズタボロのバラバラに吹き飛ばす!
作品解説・あらすじ
2010年製作のイタリア製バイオレンス・アクションホラー映画です。
主演のエマニュエル・デ・サンティが監督/脚本/撮影/音楽を担当しています。
この方は、子供の頃から『北斗の拳』が大好きだったそうです!
そのため、劇中の戦闘シーンなど、かなり影響を受けています。
マフィアのボスに最愛の妻を丸焼きにされた夫アダムが、悪魔と契約し力を授かり、白目の超人となってマフィア達に復讐する物語です。
まず冒頭。
ある女性が、謎の男たちに監禁され尋問を受けています。
彼らはマフィアで、女性はこの連中から金を借りてましたが返済が滞り、このような事態になったようです。
マフィアのボスは、女性に命で償わせようとしているようです!
女性は明日必ず返すから命を助けて欲しいと懇願します。
しかし、この異様な姿のマフィアボス、慈悲の欠片もありません。
なんと、手下2人(=息子でもある)に、女性にガソリンをかけさせ火を付けて彼女を丸焼きに!
この丸焼きにされた女性こそ、主人公アダム・チャップリンの妻エミリーだったのです!
病院に運ばれた彼女は全身丸焼きで生きてるのが不思議なくらいです。
それを見た夫のアダム、絶望と悲しみと怒りのあまり、悪魔を呼んでしまったのでしょうか!
悪魔と契約し、マフィア共を倒す力を手に入れます。
彼はマフィアのボスを探し始めます。
そして、敵対する者・邪魔する者はたとえ警官だろうがなんだろうが、手足は吹っ飛び体もズタボロの蜂の巣状態に!
それこそ、『北斗の拳』を彷彿とさせます!
あたたたたたたたたたたぁ!
しかし、一方のマフィアも、アダムの存在を知ってしまいます。
いよいよ、極悪マフィアVSアダム・チャップリンの戦いが始まります!
さあ、勝敗の行方は?!
そして、アダムの運命や如何に?!
感想
アダムが敵を殴り蹴り殺す様が激しくグロテスク且つユニークに描かれていました。
北斗百裂拳のような連打技や、相手が血みどろになって砕ける所など、まさに北斗の拳!
(私も北斗の拳世代なので漫画やアニメはよく見てたのでよ〜く分かります)
主演から監督・脚本・撮影に至るまで担当したエマニュエル・デ・サンティの北斗の拳愛が出てましたね〜!
そして、とにかく血の量が凄いです!
ドクドク出てきますね〜!
それと、何故か敵もみんなグロテスクな顔をしてるんですよね。
(何だこれは?と思いました)
これがまた、ユニークかつシュールで、独特のダークな世界観を醸し出していた感じです。
結末は想像通り悲しいものでした。
(だって、悪魔との契約には必ず代償が存在しますからね)
バイオレンス・アクションホラーが好きな方には超オススメといった映画です。
この映画は、個人的には何度でも楽しめるので、DVDを買ってよかったです。
(と言いますか、動画配信サービスとか探してもレンタル見つからなかったですw)
最後に一つだけ。
エマニュエル・デ・サンティって、素晴らしい体をしたイケメンだと思いました。
(まだ日本ではあまり有名ではないみたいですね)
主な登場人物/キャスト
- アダム・チャップリン
本作主人公。 マフィアに最愛の妻を丸焼きにされ、悪魔に力を授かり復讐を遂行する男 / エマニュエル・デ・サンティ
- エミリー
マフィアに丸焼きにされ命を落としたアダムの妻。 原因となったマフィアへの借金はアダムと関係があるかは不明 / ヴァレリア・サンニノ
- デニー
マフィアのボス。 幼少からの病気で常に薬剤投与し、異様な姿と力を持っている冷酷な男。 息子が2人いる / チアラ・マーフェラ、クリスチアン・R
- クラレンス
アダムを逮捕した警察官。 取調べ中にアダムに葬られる / アレッサンドロ・グラマンティ
- ベン
デニーの長男兼手下でメガネをかけている。 エミリーにガソリンをぶっかけた一人。 アダムから逃げるため、弟も置き去りにし囮にする悪党 / パオロ・ルチアン
- デレク
ベンの弟で盲目。 エミリーにガソリンをぶっかけた一人 / ジュリオ・デ・サンティ
- マイク
喧嘩になった不良ホームレス2人を葬った。 デニーにアダムの調査と殺害を命じられた元軍人のゴロツキ / モニカ・ムノズ、ウィルマー・Z
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